こんにちは。木山音楽教室、声楽/ボイストレーニング講師の下倉結衣です。
今回は「声楽は同性の先生に習うべきか」について書いてみたいと思います。
声楽やボイトレを習うときに、
「同じ性別で同じようなレパートリーを持っている先生を選んだほうがいい?」
と言う話を聞くことがあります。
確かに、性別によって身体の構造や筋肉にも差があるので、
同じ感覚を共有するためには、それも一つの意見かと思います。
しかし、必ずしもそれが全てとは言えません。
私はこれまで、性別や声種の異なる先生方にも師事してきました。
しかし、性別や声種に関する違いによって不都合を感じた事は殆どありませんでした。
どの先生方も私の声を決めつけることなく、また指導を押し付ける事もなく、より良い声を目指して導いてくれました。
声楽やボイトレを習うときには、
「同性の先生」
という観点を大事にするよりも、
「(性別や声種に関係なく)真剣に自分の声と向き合ってくれる先生」
に習うのが一番良いと私は感じております。
私もそのような講師を目指し、沢山の方に通って頂けるよう、
これからも歌の勉強を続けていきたいと思っています。
下倉結衣
(センター南教室・声楽/ボイストレーニングクラス担当)