4月よりオンラインレッスンを開始して、もうじきひと月たちます。
これまでもオンラインレッスンを行なっている教室はあったと思いますが、音楽のレッスンは対面が基本という意識が強く、今回のような事態になって必要にせまられて急遽導入したという教室が圧倒的に多いのではないでしょうか。
音楽仲間のうちでも、さて、オンラインレッスン、導入したいけど、どうしたら良いのか…いざ始めてみたけれど、思うようにいかない…そんな声がちらほら。
そこで、私もこれまでレッスンしてきた様子をレポートをしてみたいと思います。
・使用ツールについて。
木山音楽教室で使用しているのは、FaceTimeとzoomの2種類です。
FaceTimeについては、テストでも実感しましたが、音質画質ともに良く、生徒さんにはこちらを推奨しています。しかしApple製品を所持している事が前提となる為、全ての生徒さんに対してFaceTimeでレッスンを行う事は出来ません。
zoomは、双方が個別にID登録する必要がなく、こちらがミーティングホストとして招待URLを送り、そこからリンクに飛んでもらうだけでレッスンを開始出来るので手軽です。
現在木山音楽教室ではこの二つのツールを使っていますが、よりよいアプリがあるようなら今後取り入れる事も考えています。
・音質、画質の問題
これに関しては、もちろん対面レッスンとは比べものになりませんが、FaceTimeはかなり使えます!生徒の演奏に合わせてこちらが手で叩いてテンポを示したりしても違和感がないので、タイムラグもほぼないと思います。聴音、視唱も出来ました。
zoomはというと、音質、通信状況ともにFaceTimeに比べると不安定です…。もともとミーティングアプリなので仕方ないですが💦 ホスト側の設定によってやや改善される点もありますが、まだまだ研究が必要ですね💦
・対面でない難しさ
オンラインでの指導面で難しいのは、生徒さんの身体に触れての指導が出来ない事、目の前でやってみせれば早い話がなかなか伝わらない…点です。
私はiPadを譜面台に置いて使用している為、レッスン中に手をアップで見せたい時は手に持ち替えて、カメラを反転させて手元をいろんな角度で見せています。
zoomを使っている先生の中には、全体と手元をうつすカメラ、二台配置して同時に画面にうつしている方もいるそうです。zoomはこうして複数の端末で同時にログインできるメリットもあります。
あとはボキャブラリーを駆使してとにかく手の使い方や動きを言語化してフォローする…オンラインレッスンを始めて、その前に比べて圧倒的に話し疲れたなーと感じるようになりました。
ちょっと長くなってきたので…とりあえず今日はここまで。
次回は、生徒さんからの声と、それに対する教室としてのフォローについて書きたいと思います。