こんにちは!ピアノ講師の宇野美桜(うのみお)です♪
ぜひ「みおせんせい」と呼んでくださいね!
今日は私のピアノへの思いや経験について書きたいと思います。
私の母はピアノの先生で、その影響もあって幼少期からピアノに親しんでいました。気づけばピアノは生活の一部となり、常にそばにある存在でした。
しかし幼い頃は毎日の練習が苦手で、同級生と比べると上達も遅く、教材の進み具合もゆっくりでした。ピアノはあまり得意ではありませんでしたし、中学・高校時代は部活動や勉強との両立に悩むこともありました。
それでもピアノを続ける中で、いつの間にかピアノが心の拠り所となり、弾くことで心が救われたことが何度もありました。その頃からピアノは自分にとってかけがえのない存在となり、どうすれば上手く弾けるのかを考え、自分で工夫して演奏する楽しさを感じるようになりました。
そして私が心の底から「ピアノって楽しい!」と思えたのは、大学時代のことです。私は神戸大学発達科学部人間表現学科(音楽系)に進学し、そこでピアノデュオを共に演奏する友人と出会いました。
私たちはピアノデュオに夢中になり、お互いの家に泊まりながら「時間が足りない!」と言いながら練習に励みました。二人でステージに立ち、相手の音に耳を澄ませて一緒に音楽を奏でる瞬間は、これまで経験したことのない喜びと楽しさを感じる貴重な時間でした。
その友人とは大学と大学院の6年間、ピアノデュオに熱中し、コンクールに挑戦したり、「次は1位を目指そう!」「二人でリサイタルを開こう!」と多くの目標を共有し、共に演奏することで素晴らしい経験をたくさんさせていただきました。
ピアノの練習は一人でコツコツと積み上げることが多く、時には挫けそうになることもあります。それでも粘り強く続けることで、自分の成長を実感し、心から音楽を楽しめる瞬間に必ず出会えると思います。私もそうした経験を通じて、ピアノを弾くことが大好きになりました。
教室に通う皆さんとも一緒に、音楽の楽しさをたくさん見つけていきたいと思います♪
それではまた!
宇野美桜
(センター南教室・ピアノ/絶対音感/ソルフェージュクラス担当)