発表会まであとひと月となりました!
というわけで、最近いつもより厳しい先生となっている私…😏
全ての生徒さんが本番でベストを尽くせますように!!!💪
さて、このところレッスンで、発表会を控えたほとんどの生徒さんに言っている言葉があります…
音を間違っても良い、止まっても良いなんて、絶対に思わないでよ!!
…プレッシャーをかけるようで…厳しいですか?笑
でも、この後のフォローがちゃんとあるのです…
もちろん、人間はロボットじゃないから、本番にミスをしてしまうことはあるよ…上手に弾けないこともあるし、それは仕方ない。
でもはじめから、間違ってもいいや、聞こえない音があってもいいや、止まっちゃってもいいや…という気持ちで練習するのは違うよね。
みんなの弾いている曲はどれも、一音ずつに深い意味があるんだから、一音ずつの意味を大切に考えて弾いて欲しい。
つまりは、愛情を持って弾いてほしい!
そうやって大切に大切に気持ちをこめて演奏したら、結果がどうであれ、素晴らしい演奏に変わりないと思うので、先生はみんなに心からの拍手を送りたいと思います!
木山音楽教室は、音楽を心から愛す気持ちを育てたいという理念を持って指導しています。これは絶対に揺らがない私の信念です。
音楽、とくにクラシック音楽を愛するとはどういうことか。
我々が今触れることが出来る(=世に残された)クラシック音楽の作曲家は、誰もが途方もない天才です!
そういう人が残した音符に意味のないものはありません。全ての音に意味があり、そして残された音楽はどれも完璧に美しいものです。
その美しい音楽に触れる時に、その音の組み合わせの美しさをしっかり感じてほしい。1音たりとも損なわれてはいけない、天才作曲家たちに敬意を持ってほしい。
楽譜を疎かにしても良いという気持ちは、私からすると、音楽を愛する心を育みたいという教室理念の逆をいくものですし、楽譜が読めるのにそれを丁寧に読まないとしたら、それは音楽への愛情の欠如だと思うのです。
なので当教室では読譜とソルフェージュの指導を重視しています。
音楽性とテクニック及び理論、もしくは、自由な表現と楽譜に忠実であることは、この世界の外のひとからは、相反するものとして語られがちですが、我々からするとそれらは切り離せない関係にあり、どちらも持っておくべきものです。
音楽があればテクニックを、楽譜の読み込みを疎かにして良いというのは絶対に違う。楽譜に忠実であると自由が奪われるというのも違う。
発表会という、ひとつの曲にしっかり向き合えるチャンスに、音楽への本当の愛情を育んでほしい…
そんな熱ーい思いを抱えて、先生もあとひと月、みんなと一緒に頑張りたいと思います☺️