行き詰まりの対処法

こんにちは☀️徐々に暑さもやわらぎ秋の訪れを感じられる頃になりました。みなさま元気にお過ごしですか?
ピアノ/絶対音感/ソルフェージュ講師を務めています、羽室芽衣です。

みなさんはピアノ(もしくは音楽)のレッスンで、先生の言っていることがイメージできない、毎週同じことを言われてしまう…などの経験はありませんか?

今回は、そんな行き詰まったときの私なりの対処法を2つご紹介します


1. 演奏会に足を運ぶ

まず、より良い演奏をするためには音のイメージが必要です。

どんな音を出したいか、どんな演奏がしたいか」のイメージがないと、どれだけ練習しても人の心を動かす演奏をすることは難しいと思います。

そしてその音のイメージの引き出しは、音楽をたくさん聴くことで増やすことができると考えます。

現代ではレコードやCDだけではなく、ネットでもたくさんの音楽を気軽に聴くことができますが、やはり演奏会へ出掛けて生の演奏を聴くという体験は音楽人生においてとても大切だと思います。

私自身、振り返ってみて思い出されるのは、やはり生で聴いた演奏ばかりです。

正しい姿勢や手の使い方、タッチの仕方や楽譜の分析…演奏する上では色々なことが必要になりますが、結局1番大切なことは「どんな音を出したいかイメージを持っていること」ではないかと思います。

もし練習に行き詰まったら、ピアノの前から少し離れて演奏会へ足を運んでみるのもよいかもしれませんね。


2. 人のレッスンを見学する

そして次に「人のレッスンを見学すること」も自分の演奏により良い影響を与えてくれます。

自分のレッスンで理解できなかったことでも、人のレッスンを見ていると腑に落ちる、ということがよくあります。

私も、人の演奏を聴くのと同じように自分の演奏が聴けたら良いのに…と何度思ったか分かりません。

自分でピアノを弾くという動作が入ると、自分の出している音を100%で聴くことはできません。

人がレッスンを受けて、どのように演奏が変わっていくのかを見て聴く。
これはもしかしたら自分のレッスンよりも勉強になるかもしれません。

木山音楽教室では、発表会のほかに年に数回「弾き合い会」というイベントを行っています

弾き合い会(詳細はイベントページへ)

この「弾き合い会」では、人前で演奏するだけではなく、一人一人にミニ公開レッスンを行っています

ミニ公開レッスンの様子(2023年クリスマス弾き合い会にて)

私を含め講師陣は、この「弾き合い会」を通して生徒の皆さんが人のレッスンを見学して、自身の演奏のヒントにつながれば良いなと思っております。

最後に、ピアノのレッスンを受けて練習するだけではなく、たくさんの音楽経験を通して、皆さんの音楽人生が豊かなものになることを願っています。

羽室芽衣
(センター南教室・ピアノ/絶対音感/ソルフェージュクラス担当)

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