こんにちは。木山音楽教室ピアノ講師の伊藤瑞基です。
11月14日の発表会が少しずつ近づいてきました。
生徒のみなさん、練習は順調でしょうか??✨
今回は、発表会で自分の力を最も発揮出来るよう、本番に強くなる練習方法を、先月の滝先生(発表会直前の練習方法)とは少し違った視点からご紹介します💡
どんなに頑張って練習しても、本番は緊張もするし、普段より大きなホールで違うピアノでなんだか勝手が違う…思うように弾けない…
といったことはよくあることです。
「舞台には魔物がいる」なんて言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
でもせっかく頑張って練習したのだから、自分の一番良い演奏をしたい!
そう思いますよね。
そんな時におすすめの練習が2つあります。
①どんな状態でも弾けるようにする
②本番さながらのリハーサルをする
です!
①どんな状態でも弾けるようにする
本番は一回きりです。
何時間も練習してから曲を通してみて「よし弾けた!」と思っても、その演奏を最初から出すのは簡単ではありません。
練習前にパッと一度通してみてください。
それが今の実力です!
私は本番前の練習では、朝起きてすぐ何より最初にピアノに向かい一度通してみます。
すると思ってもみなかった部分が弾けなかったり、指がうまく動かなかったり、埋もれていた課題を発見することができます。
②本番さながらのリハーサルをする
発表会本番用のドレスを着て、本番用の靴を履いて、髪型も出来るだけ本番に近いものにして、例えばご家族の方に観客になってもらい演奏します。
ドレスを着てみると「肩周りが上手く動かせない…」とか「呼吸が苦しい!」といったアクシデントが発生する場合もあります。
ペダルを踏む場合、靴によってはとっても踏みにくかったり、感覚が変わってきたりもします。
そういった演奏以外の外部的な要因を事前にチェックしておくことはとても重要です。
またご家族の方に観客になってもらったり、自分の演奏を録画したりして、リハーサルしてみてください。
緊張の中で演奏する練習は、本番に向けて大切な経験になります。
以上2点、私のオススメ練習法です💡
ぜひ試してみてください。
本番に最高の演奏ができるよう、一緒に頑張っていきましょう!
伊藤瑞基
(センター南教室・ピアノ/絶対音感/ソルフェージュクラス担当)