こんにちは。ピアノ講師の角岡里緒です。
今回は「エチュード」についてです。
皆さんは「エチュード」というものをご存知でしょうか?
エチュードというのは、フランス語で「練習、勉強」という意味で、「練習曲」と訳されます。
よくみなさんが弾くバイエルやツェルニーもエチュードの仲間です。
エチュードは数多くあるのですが、大きく以下の2つの種類に分けることが出来ます。
ひとつは、技術を習得するための練習曲、教育目的の作品。
もうひとつは、技術だけでなく芸術性もプラスされた作品。
ショパンやラフマニノフのエチュードは、後者に分類されています。
メロディーや、ハーモニーの美しさを重要視して、転調や展開なども効果的に用いて作られています。
そのため練習曲とはいえ、演奏会やコンクールでもよく演奏されます。
例えば、とても有名な「ラ・カンパネラ」という曲も、リストの「パガニーニ大練習曲集」の中に入っています。
たくさん練習曲(エチュード)の練習をしましょう📣📣
角岡里緒
(センター南教室・ピアノ/絶対音感/ソルフェージュクラス担当)