「フォルマシオン・ミュジカル」を取り入れたグループソルフェージュのレッスン内容

こんにちは。主宰の木山舞子です。

突然ですが、ピアノを習っている方にお伺いします。
メヌエットやソナタの形式を理解して弾いていますか?
バッハとモーツァルト、同じように弾いていませんか?
リズムや拍子、ただなぞっているだけの演奏になっていませんか?

皆さんにもっと音楽を楽しむ力を身につけてもらいたいと、7月から開講したグループソルフェージュクラス。今日はそのお話しをします。

月2回(1回45分)小学生を対象としたクラスで、内容は、リズムと読譜、聴音、楽典、そして音楽史。クラシック音楽の基礎を、小さな生徒さんにも分かりやすく、そしてより親しみを持って学べるようになっています。

木山音楽教室のグループソルフェージュクラスの特徴は、フランス発の新しいソルフェージュメソッドフォルマシオン・ミュジカル」を取り入れているということです。

このフォルマシオン・ミュジカル、1番の特徴は、実際の楽曲を教材として使用して進められるということ。

読譜やリズム打ち、和声について、実際の楽曲から例を取り出して学び、さらにその背景まで楽曲を深掘りしていくことで、より実践的に音楽を学ぶことができます。

この日のお題は「サラバンド

子供達にも馴染み深いバロックの舞曲の種類やそれらが作られた背景、組曲という形式を学ぶと共に、三拍子、そしてサラバンドの特徴である付点のリズムの練習につなげます。

もちろん、楽曲を使用した課題の他にも、専用の教材を使用した聴音やリズム打ち、読譜の課題を行いますし、音符や休符の書き方音価の計算などの宿題も出ます。

どの生徒さんについても、普段の楽器レッスンの進み具合や勉強してきた楽曲を教室として把握しているので、レベルや興味にあった課題をこちらで用意することが出来ます☺️

木山音楽教室のグループソルフェージュクラスで目指しているのは、冒頭でお話しした通り「音楽を楽しむ力」を身につけようということです。

ピアノを習っている子は沢山いますし、メヌエットやソナタを弾く子も多いですが、果たしてメヌエットの形式、ソナタ形式を理解して弾いている子はどれくらいいるでしょうか。リズムや拍子は音楽のとても大切な要素ですが、ただなんとなくなぞっているだけでは音楽が生きてきません。

でも、ほんの少し知識とコツが分かるだけで、クラシック音楽は堅苦しいものではなく、生き生きと輝きはじめます✨

演奏するときにも、聴衆として楽しむときにも、この「音楽を楽しむ力」は武器になりますよね。

グループでのレッスンはお友達や先生と楽しく勉強できます☺️

「フォルマシオン・ミュジカル」を取り入れたグループソルフェージュクラス、興味のある方はぜひ見学にいらしてくださいね!

木山舞子

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